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TORIDAI EDGE Talk「子どもたちは出ていくために学ぶのか?」 (分野:専門分野)

研修・講座情報詳細

TORIDAI EDGE Talk「子どもたちは出ていくために学ぶのか?」
[ 分野:専門分野 ]

【 開催日 】
2015/10/28
【活動時間】
18:30~20:30
【活動場所】
鳥取大学地域学部サテライトキャンパスSAKAE401
【研修・講座内容】
TORIDAI EDGEは鳥取大学COC事業の一環であり、地域に生活する多様な人々が集う場として企画しました。TORIDAI EDGEはTORIDAI EDGE TalkとTORIDAI EDGE Cafeから構成されています。TORIDAI EDGE Talkは参加者同士が語り合うことに、TORIDAI EDGE Cafeは興味のあるトピックについて詳しい人から話を聞くことにそれぞれ重点を置いています。EDGEには“先端”という意味の他に、社会ネットワークにおける人や組織(ノード)を結ぶ“線(エッジ)”という意味を込めました。人と人が出会い、互いの経験や知識を共有し、より良い地域社会を作るアイデア創出の場になることを願っています。

TORIDAI EDGE Talk
参加した皆さんの対話によって成り立つ場です。毎回異なるテーマを話し合います。異なる意見を否定したり説得したりするのではなく、尊重しましょう。皆さんが対話に加わっていただけるよう工夫を凝らしていますが、黙ってまわりの人の話を聴くのもアリです。皆さんから出された意見は関係する行政機関や研究者に届けられます。語ってください、あなたの言葉で、わたしたちの未来を。

「子どもたちは出ていくために学ぶのか?」    
ゲスト講師 田中 大介 (鳥取大学地域学部准教授)
 専門分野:発達心理学・認知心理学

明治時代以降、わたしたちはみな教育を受けるチャンスが与えられました。多くの知識を獲得した人はそれに見合った稼ぎを得ることが出来る、というルールのもと、「知識の獲得競争」がはじまり、それは今でも続いています。競争に勝った者は、“優れた人材”として全国区の労働市場で見合った報酬を得ることになるのです。この「知識の獲得競争」は、国が“優れた人材”を都市部に集め、効率的に仕事を行うための優れたシステムといえます。ただ、地方からこのシステムをみると、教育における競争は、子どもたちを「出て行かせる」ために機能しているともいえるのです。はたして我々はこのまま進むべきなのでしょうか?子どもたちに、教育に、何を求めるのでしょうか?様々な観点からこの問題を考えていきます。

1975年東京都新宿区生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
東京大学大学院総合文化研究科単位取得退学。博士(学術・東京大学)。
(独)科学技術振興機構/社会技術研究開発センター研究員、鳥取大学地域学部助教などを経て、2011年より現職。2014年より鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センターの認知・脳科学部門の部門長を兼任。子どもの発達における認知・脳科学的基盤とそれを支える教育・社会のあり方について研究している。

主催者 鳥取大学(地(知)の拠点整備推進室、社会貢献課) 定員 50人
情報登録団体 鳥取大学
活動場所/住所 鳥取大学地域学部サテライトキャンパスSAKAE401
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町401
連絡先 鳥取大学研究・国際協力部  社会貢献課  TEL:0857-31-6777
交通機関 鳥取駅から徒歩5分。
ホームページ http://toridaiedge.jp/index.html
その他 CafeとTalkどちらかだけでも参加できます。
当日の対話は録音・録画され、個人が特定できない形に加工されたうえで、研究者や行政機関への提言等に利用されることがあります。
ワークショップはチャタムハウス・ルールを適用します。

お申込みについて
申込
申込先 鳥取大学研究・国際協力部  社会貢献課 
申込方法 ホームページのメールフォームによりお申込みください。
http://toridaiedge.jp/index.html
募集期間 2015/09/25~2015/10/27
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