対象事業 |
・高木基金は、現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、不安を抱える市民の立場にたち、行政や企業のあり方などを批判的に検証することを通じて、問題の解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを「市民科学」と位置づけ、この考え方に沿う調査研究を助成対象とします。 ・特に現代の科学技術や公共政策の選択が、限られた地球資源の浪費・喪失や気候危機、汚染物質の排出などにより、将来の世代に大きな負担をもたらすという世代間倫理の視点を重視します。 ・「市民科学」の考え方に基づくものであれば、調査研究のテーマは限定しません。 ・助成選考においては、今回応募の調査研究に限らず、将来にわたり、「市民科学」を実践していこうとする意欲と姿勢を重視します。 ・『市民科学者として生きる』(岩波新書)などの著作を読み、高木仁三郎の目指した「市民科学」への理解を深めた上で応募してください。過去の助成実績についても、高木基金のウェブサイトに掲載していますので参考にしてください。 |
対象者 |
・グループ・団体での応募の場合、法人格の制限はありません。任意団体や一般の市民グループも助成の対象となります。 ・大学や研究機関などに所属し、科学研究費などの獲得が可能な方からの応募も受け付けますが、選考に際しては、そのような研究費の獲得が難しい課題・応募者を優先します。
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助成金 |
・1件あたりの助成金額は、以下の金額を上限とします。 「一般応募」:100 万円 「継続応募」: 50 万円 |