対象事業 |
生物多様性を保全するためには、多く人がその重要性に気づき、実際の活動に参加して学びを得ることが重要です。そこで本プロジェクトでは、協働団体の持続性・発展性を支援するために、資金的な支援に加え、生物多様性に関する専門性や組織運営力を高めるための支援を行ないます。
◆対象となるプログラム 生物多様性の保全・啓発を目的とした、次のいずれかに該当する市民参加型プログラム
1.たべる 地域で生産された農産物を、その地域で飲食することを通じて、農産物そのものやそれを取り巻く気候・風土への関心を広げる活動 (例)米や野菜の生育環境の学習
2.ふれる 自然や動植物とのふれあいを通じて、生物のつながりを体験する活動 (例)自然探検ツアー、昆虫の観察
3.つたえる 自然や動植物を観察し、記録・表現する活動 (例)生き物観察マップづくり、生き物フォトコンテストや写真展の開催
4.まもる 自然や生きものを調査・保全・再生する活動 (例)里山の保全や干潟の清掃
◆支援期間 原則2年間 1年目 2018年4月1日~12月31日 2年目 2019年1月1日~12月31日
◆応募条件 ・支援期間中に、市民参加型プログラムを年3回以上企画・実施できること ・うち1回は、「生物多様性をテーマとした写真教室」を組み入れて実施すること ・生物多様性の啓発、自団体の組織力強化に意欲的であること ・協働団体の役割を果たすことが可能であること |
対象者 |
NPO法人、一般法人、公益法人、任意団体などの市民活動団体 |
助成金 |
◆支援金 1団体あたり 年間上限50万円 採択数 5団体(地域バランスを考慮して決定します)
◆その他 ・専門性や組織運営力、広報力などを向上させるための支援 ・「生物多様性をテーマとした写真教室」実施援助 ・報告会等でのノウハウ共有
◆支援金以外の非資金的支援 1.協働団体の生物多様性に関する専門性や組織運営力を向上させるための支援 ・生物多様性に関する研修やワークショップ ・市民の参加を促す広報支援 ・市民参加型プログラムの企画・運営支援 ・組織診断によるアセスメント ・ファンドレイジング研修会や相談 ・ミッションの見直しワークショップ ・ロジックモデル策定ワークショップ ・成果評価のための指標づくり など
2.「生物多様性をテーマとして写真教室」 ・当日の講師派遣 ・一眼レフやプリンターなどの貸与
3.報告会の開催(協働団体同士の活動内容やノウハウを共有する場) |