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助成金情報詳細

基本情報

助成名 研究開発成果実装支援プログラム
助成団体名 独法)科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)

助成金の目的

目的 研究開発活動により得られた成果が、社会における問題を解決するまでには長い時間が必要とされ、場合によってはその間に活動が失速してしまうことがあります。研究開発成果実装支援プログラムは図1に示すように研究開発成果を実証して人や社会の信頼性を得るための活動を一定期間支援することによって社会問題解決の短縮を図ることを目的としています。なお、このプログラムは研究・開発の段階を対象としておりませんので、応募時点で少なくとも研究・開発が終了段階に到達していることを確認してください。 
分野 情報化社会、 その他

概要

対象事業 実装支援プログラムは実証段階を支援するものであり普及段階を対象にしておりませんが、実装支援プログラム終了時点ではそれぞれのプログラムが自立的な活動を継続できる体制、普及への足掛かり、が出来上がっていなければなりません。具体的な例を示してみましょう。 
平成21年度採択の「家庭内児童虐待防止にむけたヒューマンサービスの社会実装」では、日本の虐待・DV に即した援助理論モデルを構築し公的機関である児童相談所に標準実装しました。平成21年度採択の「英虞湾の環境再生へ向けた住民参加型の干潟再生体制の構築」では、最終年度には活動主体が英虞湾自然再生協議会に引き継がれ、地元住民主導の取り組みが継続されることになっており、そのための教育もプログラムに含まれています。 
平成22年度採択の「WEB を活用した園児総合支援システム」では、それぞれの保育園・幼稚園における活動ノウハウを標準化し、iPad を用いて誰でも利用できるシステムとして支援終了後も自立的に活動が継続できる仕組みを構築しました。 
平成23年度採択の「肢体不自由者のための自動車運転支援システムの社会実装」では、身体障害者用自動車運転装置の開発・製造で実績を持つニッシン自動車工業と、多くの方に継続的にこのシステムを利用してもらえることを目指し、実装活動を展開しています。 
このように実装活動の出口を明確にすることによって研究開発成果の水平展開が容易になることが期待されます。 
対象者 実装活動は大学や研究機関のような特定領域の専門家集団による活動ではなく、他分野の研究者、現場を熟知した人、受益者、行政の関係者など多様な人々との協力を得ながら進めなればなりません。これらの協力者を臨機応変に受け入れる柔軟さと組織体制が必要です。活動の開始時点から協力者をメンバーに加えておくことが好ましいと思います。 

研究開発プロジェクトの研究代表者となる方に自ら提案していただきます。提案者の要件
は以下の通りです。 
(1) 実施者(数名~20名程度)を統括し、構想を実現するためにリーダーシップを持って自ら研究開発プロジェクトを推進すること。 
(2) 研究代表者自らが、国内の機関に所属して当該機関において研究開発を実施する体制を取ること(※)。 
(3) プロジェクトの実施期間を通じ、責任者としてプロジェクト全体に責務を負っていただけること。例えば、研究開発プロジェクトの実施期間中に、海外出張その他の理由により、長期にわたってその責任を果たせなくなる等の事情が無いこと。 
(4) 採択後に、研究代表者の所属機関と JST が委託研究契約を締結できること。委託研究契約が締結できない場合は研究開発費等をお支払いできません。 
助成金 1件あたりの上限額: 6,500,000円 

受付期間について

受付期間 2014/04/25から2014/06/25まで[受付は終了しました]
備考 応募方法
提案は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)により行っていただきます。 
紙媒体、郵送、宅配便及び電子メールによる応募受け付けはできません。 
 
(選考方法) 
募集要項参照 

(決定時期)
書類選考結果の通知 面接選考会の1週間前までに連絡(予定) 
面接選考会 9 月 2 日(火) 
総括面談 9 月 9 日(火) 
採択の通知・発表 9 月中(予定)  

ホームページ

アドレス  
http://www.ristex.jp/examin/suggestion.html




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