鳥取大学大学院連合農学研究科・日中韓合同国際シンポジウム
[ 分野：講演会・シンポジウム・フォーラム ]

WTOによる全体交渉が難航する中で、世界的にFTAやEPAに基づく貿易自由化の潮流が本格化し、日本、中国、韓国の東アジア３国においても積極的な対応が行われています。こうした情勢下で３国の農業は大きな構造変化をとげつつあり、青果物流通に関しても国内における消費構造の変化や産地間競争、貿易拡大等の動きを反映し、変貌が進んでいます。
そこで、本シンポジウムでは、日本、中国、韓国の農業経済学分野の研究者が一堂に会して、東アジア３国における青果物流通の実態と貿易対策について報告、討議を行い、グローバル経済下の青果物市場の再編に関する今後の研究交流の方向性について検討することとしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
御多用中のこととは存じますが、お誘い合わせのうえ多数御出席下さいますよう御案内申し上げます。

【シンポジウム】
１　日時　　２０１５年１０月８日（木）１３：００～１７：００
２　会場　　鳥取大学農学部２階・大セミナー室
３　対象者　　農業関係者、消費者、学生（参加費無料）
４　プログラム
　テーマ  鳥取大学大学院連合農学研究科・日中韓合同国際シンポジウム
　　　　　「東アジア諸国における青果物流通の実態と貿易対策」
  司会：　鳥取大学農学部・教授　　能美　誠
　報告
　　１）「韓国における青果物流通の実態と輸出競争力確保対策」
　　　　　　韓国嘉泉大学校工科大学・教授　　韓　寛淳
　　２）「中国における青果物市場流通の現状と対策」
　　　　　　中国農業大学経済管理学院・教授　　穆　月英
　　３）「日本における青果物流通の実態と貿易対策」（仮題）　
　　　　　　鳥取大学農学部・准教授　　万　 里
　コメンテーター　鳥取大学農学部・教授　　古塚　秀夫